« 2019年3月 | トップページ | 2019年8月 »

2019年4月

2019年4月19日 (金)

健闘を祈る

36a52f3e9ecb45c1bf272cb0122f5c05 

文章をそのままの意味に取らず、
逆説的に捉えたりとか、比喩とか暗喩で表現された
裏に隠された意味を味わったりとか。

そういう能力が下がってきているように思う。

日本人全般に。

なんでもかんでもわかりやすさを求めるし、
そう求められては、
書くほうも文字通りの意味にしか言葉を使えない。

ジョークとか、ユーモアの類も
理解できない人が多くなっているのではないか。

言葉をそのままの意味に捉えてしまう人は、
ジョークの言葉尻を捉えて
「ハラスメントだ」とか「差別だ」などと糾弾する。
そういう風にわざわざ悪く捉える能力は
ぐんと成長しているのだからタチが悪い。

昔ならその知性のなさを馬鹿にされるところだが、
今はそっちが多数派になってしまっているので
みんなで寄ってたかって叩く。

短歌や俳句が流行るとかして、
言葉の持つ様々なニュアンスや味わいを
楽しめる力を取り戻せたらいいのに。

そう願わずにはいられない。

|

2019年4月12日 (金)

ユーリ・ガガーリンの飛んだ日

8b70f532c89240d7b38e99ba3c67faa6

1961年の4月12日。
ユーリ・ガガーリンが人類で初めて宇宙を飛んだ日だそうです。
国際的にYuri’s Nightとして記念日になっているとのこと。

息子を「ゆうり」と名付けた理由の一つは、
この人物に由来します。

事故で早くに亡くなってしまったそうですが、
その偉業は人類の続く限り、永遠に語り継がれることでしょう。

|

2019年4月10日 (水)

危うさゆえのキラメキ

Img_0133 

機動戦士ガンダムとZガンダムを観た。

おそらくどちらも世代なはずなのだが、
ちゃんと観たのは初めてであった。

今でこそ伝説的作品として語られるガンダムだけれど、
初めの作品はなんと打ち切りだったそうだ。

アニメーションにはスポンサーがついていて、
おもちゃ化して販売する都合などもあって、
色や形、ストーリーなどにも口出しされる。

そんなスポンサーと制作サイドとの
ギリギリのやり取りの中で
作品はリアルタイムに形を変えていく。

行き先は明確に見えないまま、展開していく。

そうして生まれた作品が、偶然にも傑作となった。

そうした制作裏のドタバタはない方がいいけれど、
あったればこそ、傑作が生まれたのかもしれない。

そんな綺麗事ではないのだろうけれど。

画像はZガンダムの登場人物、エマ・シーン中尉。
ファンの人、怒らないでね。

|

2019年4月 9日 (火)

ハラスメント考

Img_7730 

「ハラスメント」という言葉がある。
「嫌がらせ」などと訳される。

嫌なものだし、そういった言葉が世の中に出回ることで
防げる「嫌がらせ」があるなら、結構なことだと思う。

ただ、ハラスメントが起こると一発アウトなのは如何なものか。

例えば「セクシャル・ハラスメント」などは
励ましのつもりで肩をポンと叩いただけだとしても、
受け手が「嫌だな」と思ったら
即ハラスメントが認定されてしまう。

もちろん弱者である受け手は守ってあげたい。
かく言う僕も、どちらかと言うと弱者であり、
ハラスメントはされたことはないけれど、
少なくともする側に立つ人間ではない。

しかし、である。

だいたいにおいて、ハラスメントをした側は、
「ハラスメントだと認識していない」ことが多いのではないか。
ハラスメントだと思って「嫌がらせ」をしているのではなく、
例えば「スキンシップ」としてやってしまっているのではないか。
(もちろん初めから「嫌がらせ」でやっている輩もいるけれど)

だから、一発アウトは早過ぎるのである。

まずは「嫌なのだ」と言って、
これが「ハラスメント」になり得るのだと伝えること。

その上でまたしてきたら、それは立派な「嫌がらせ」。
「ハラスメント」である。

弱者は言えないのだ、と言う意見もあろうと思う。
僕も気持ちはとてもよくわかる。

けれど、「ハラスメント」が強者の「感覚の押し付け」だとしたら、
一発アウトになるから、と気を遣わなければならない状況というのは、
弱者側から強者側への「感覚の押し付け」なのではないだろうか。

強い、弱いに関わらず、「押し付け」てはいけないと、
僕は思うのです。

|

« 2019年3月 | トップページ | 2019年8月 »