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2019年8月 2日 (金)

乾杯

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本日で大学での前期の授業が終わった。
来週の試験期間を終えれば、学生たちは夏休みとなる。

授業が終わってもわれわれ教員の仕事は残るけれど、
とりあえず毎日の緊張感からは一時、解放される。

というわけで、自分への労いにビール。

しかし、この仕事を始めて15年目になるけれど、
授業内容は一向に定まらない。

毎年一年生を担当するということは、
つまりは毎年初対面の学生に向き合うことであり、
そのレベルや彼らが持つ雰囲気やテンポなども毎年異なるので、
授業内容や話す順番などもそれに合わせて常に見直すことになる。

毎日毎日、明日の授業をどうするか考え、
変更する場合には前日深夜にプリントを書き換え、
朝の授業直前にプリントアウトなんてことはザラだ。

パワハラ、アカハラなんて言って、
先生は権力者だ、なんて見方もあるようだけれど、
僕からすれば、先生は芸人だ。

授業が面白くなければ、つまりウケなければ、
一番痛い目に合うのは自分なのだ。

授業で話をしているとき、学生たちは容赦なく寝る。
単純に本人の睡眠不足など生活の乱れで眠い、
ということもあるだろうけれど、
眠い人も楽しくて起きていたいような
ワクワクする授業にはなっていない、ということだ。

学生が寝るのが僕の落ち度かどうかはわからないけれど、
寝られるのは、どのみち自分がダメなのだ。

だから僕は必死だ。

そんな授業のある毎日が終わったということは、
それくらいほっとすることなのです。

少なくとも、僕にとっては。

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